DRTと従来のカイロプラクティックのちがい

よく背骨がズレるという言葉を耳にしますが、ズレを調整するというとバキバキ矯正するイメージを持たれる方が多くいらっしゃいます。これは従来のカイロプラクティックがズレた骨をボキッとならして調整します。そして自己回復力の働きを悪くしているのは背骨の歪みが影響しているのですが、それはボキッと鳴らせばいいものではありません。

背骨1つ1つに可動性があるかどうかが大事なことで、この可動性があまりない状態だと骨はズレた状態になりやすいです。逆に背骨の可動性があり動きやすい状態にあると、身体の動きにあわせて柔軟に関節が動くので筋肉も無理する必要がなくなります。また正しい姿勢でいることで少しズレてもすぐに元にもどります。

DRT(ダブルハンドリコイルテクニック)とは、頚椎、胸椎、腰椎、骨盤からなる背骨全体をひとつのユニットとしてとらえることで、背骨全体に動きやすい環境をつくることで曲がりやズレを整えます。

調整はやさしく背中をゆりかごのように揺らしますので、身体がリラックスしてきます。なので筋肉も緩みやすくなり自律神経が整いやすくなります。結果、呼吸が深くなり、疲労が回復しやすくなります。